お部屋の情報を集める

引越しを考える時に、賃貸住宅情報誌や、インターネットで情報を集めようとすると思います。
中にはいきなり不動産屋に行くという方もいますが、ここでは限られた時間の中での効率のいい情報の集め方、見方についてご説明します。

インターネットで検索する

現時点で最も効率の良い情報の集め方は、インターネットでの検索です。何と言っても紙媒体には付いていない、検索機能があるからです。情報の更新が早く、家賃相場を地域ごとに整理してあり、効率的に物件を探すことが出来ます。
もちろん、SMOCCA！でも使いやすい検索機能をご提供していますので、物件探しに活用してくださいね！

賃貸住宅情報誌から探す

誌面スペースが限られているので、不動産屋主体で掲載される物件が決定され、安くて条件のいいものを掲載して目を引き、来店してもらうことに目的が集約されています。 ですので、家賃の相場を知りたい場合にはあまり役に立ちません。
最も注意しなければいけないのが、発売されるまで約２週間程度かかっているという事実。
そのため問い合わせをしても、既になくなっている可能性も高いです。

近くの不動産屋で探す

直接対面となるので何も情報もないまま行くのは、少し無謀すぎるかもしれませんね。
初めはネットや雑誌である程度探してみて、相場感を持ってから店舗に行くことをおすすめします。

それでは、ここから情報を集めるにあたり、みなさんがよく疑問に思う賃貸物件探しについてまとめます。

更新料とは？なぜ2年ごとに更新があるの？

賃貸契約は２年間というのが基本です。２年後に継続して住む場合は、更新料（家賃の１ヶ月分程度が多い）を払うことになります。
更新料は不動産屋に支払うものではなく、大家さんに全額支払われるものです。そして手続きを不動産屋に代行してもらうと、代行料として家賃の半月分を、大家さんが支払うのが一般的です。賃貸更新料は不動産屋の定期的な収入として計算されたシステムなのです。

共益費、管理費とは？

共益費・管理費とは、廊下・階段・エレベーター等の共用部分の維持・管理をする為のものです。
廊下や階段の電灯交換や、軽い清掃費程度と考えて下さい。

平米数（㎡）って？DK・LDK・SLDK、平米数とは？

キッチン（K)やリビングダイニングキッチン（LDK）は、何畳以上からという取り決めがありませんので、不動産屋独自の基準や雑誌、インターネットサイトの基準が存在します。一律ではありません。
おおよその目安と、部屋の面積の簡単な求め方をお伝えします。

• Ｓとは（サービスルーム）
  建築基準法では、床面積の７分の１以上の開口部（窓）がないと居室（部屋表示）扱いが出来ません。
  サービスルームは居室扱い出来ないスペースの事で、広さや方位で決まるものではありません。
• Kとは（キッチン）：２畳～４畳程度
• DKとは（ダイニングキッチン）：4.5～７畳程度
• LDKとは（リビングダイニングキッチン）：８畳程度から

部屋の広さの指標の平米数（㎡）とは？

首都圏不動産公正取引協議会の、不動産広告ルールでは１畳＝１．６２㎡と決けられています。
※平米数にはベランダ・バルコニーは含みません。

ということは全体の平米数を『 1.62 』で割れば、全体の畳数がでます。

例えば18平米（㎡）なら18÷1.62＝約11。
居室が６畳なら、残りの５畳の中にキッチン、お風呂、トイレ、収納、玄関が詰まっているという事になります。

ユニットバスとは？

お風呂とトイレが一緒なだけではないんです。
勘違いしている方も一番多いこの言葉。
ユニットバスとは、本来は「周りの壁・天井・床が一体になっているお風呂」という意味です。
お風呂と洗面台が一体になっているものは、２点ユニットバスと呼ばれます。
さらにトイレが付くと、３点ユニットバスと呼ばれています。

これを理解していないと、雑誌やネットで探す時にユニットバス（ＵＢ）だから嫌だと選択肢から外してしまう事になります。ユニットバスでもバス・トイレ別はあるんですよ！

間取りの種類（不動産によって若干異なる場合もあります）

• 1R：部屋とキッチンが仕切られていない間取り。
• 1K：部屋とキッチンが仕切られているもの。
• 1DK：１部屋とDK（ダイニングキッチン）があるもの。
• 1LDK：1部屋とLDK（リビングダイニングキッチン）の間取り。

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