実はお得なリノベーション物件
リノベーションとは?
リノベーション---最近よく耳にする言葉ですが、いったいどんな意味なのでしょうか。
一言で言えばリノベーションとは、「建物の完成時の価値を上回る価値を創造する(刷新改修)」ことです。
リノベーションの特徴
リフォームが主に、時代の要請に合うように「建物の機能や表情を回復させる(改装)」のに対して 、リノベーションは経年に伴い劣化した建物自体を見直し、耐震性や耐久性の向上、省エネ化、IT化対応など建築機能の革新をより抜本的に行うことを目的としています。当然そこには、居住者の快適性・利便性向上のための間取り変更、給排水設備の改修、冷暖房換気設備の更新なども含まれます。
リノベーションのメリット
リノベーションは老朽化した建物を再生するに際して、立て替えや新築よりも低コストですみ、廃棄物も少ないなどの利点があります。特に大都市周辺の新規開発は現在、用地の問題から限定されており、中古物件の市場活性化につながるこの手法は今後、東京・神奈川・千葉・埼玉などの首都圏や大阪・名古屋周辺ではますます盛んになることでしょう。
何よりもユーザーのニーズから言えば、立地は良いものの築年数を経て価値を減じているマンションを安価で購入し、リノベーションを施すことで、場合によっては新築の半額程度の価格で理想に近いマイホームを実現できるメリットがあります。これはとても魅力的ですよね。
リノベーションのデメリット
一方、リノベーションにおいて懸念されるポイントとしては、年数の経った建物をベースにしていることで、その耐震性や耐久性が新築より見劣りするケースが見受けられることでしょう。また、低コストといってもリフォームと比べると費用はかかるため、見た目だけを気にするのであればリフォームを選んだ方が負担は少ないと言えます。工事に時間を要するのもデメリットのひとつです。その場合は、既存のリノベーション物件を購入するというのも選択肢のひとつかもしれません。
真のリノベーションとは
既に「リノベーション」物件をメインに展開するデベロッパーなどもあるようです。中にはリフォーム近い、つまり「初期以上の性能」よりは、デザイン性に重きを置いた物件を誇大に「リノベーション」と謳い、喧伝する手法もあるようです。わたしたちユーザーサイドにも、真のリノベーションとは何かを見極める目が必要になってきますね。
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