分譲賃貸ってなにが違うの?

分譲賃貸ってなにが違うの?

分譲マンションとは

不特定多数の購買者に販売され、所有権を譲渡される共同住宅のこと。賃貸は借りる、分譲マンションは買って所有する物件のこと。基本的に、ワンルームや2DKなどシングル・ディンクス向けの狭めの物件が多い賃貸に比べて、分譲はファミリータイプの広いタイプの物件が多く、長く住むことを見越して、安全で長持ちするための構造や設備など、工夫と配慮が施されています。さらに、敷地内に公園やスポーツジム、キッズルームやラウンジを設けるなど、共用施設が充実しているのも分譲マンションの特徴と言えます。

教えて! 分譲のメリット

◇好きなようにいじることができる
例えば壁の色を塗り替える、ピクチャーレールを取り付けるなど内装を自由に変えられます。

◇家賃として消えずに資産として残る
賃貸の場合、月々の家賃は大家さんの元へ。しかし分譲ならば、月々の支払いにより自分の資産となります。

教えて!分譲のデメリット

◇気楽に引っ越すことができない
例えば、近隣トラブルや欠陥など生じた場合に賃貸なら気楽に引っ越せます。

◇月々のローン(修繕費含む)+固定資産税がかかる
月々の支払いの他に、所有することで税金がかかります。

分譲賃貸物件とは?

前述の説明により、分譲マンションの仕様が耐震、防音、デザインなど様々な面で高機能な集合住宅ということは理解できたかと思います。
賃貸マンションにはそういった分譲仕様の「分譲賃貸」という物件があります、おそらく一度は耳にされた事もあるかとは思いますが、ここでいう「分譲賃貸」とは何でしょうか。
「分譲賃貸」とは本来は分譲用として販売、購入された物件が、買主(オーナー)の何らかの都合(転勤・投資購入など)により、一定期間もしくは長期間に渡って賃貸マンションとして貸しに出される物件です。
本来ではなかなか住めないハイグレードな仕様のマンションに住めるなど、従来の賃貸マンションライフのワンランク上の空間を満喫できるはずです。
当然、壁が厚く、床も防音しようなので隣室の音が気になりませんので、プライバシーへの配慮も行き届いたオススメな住まい方です。
ただ、注意点もあり、転勤に伴い貸し出しが始まった物件は定期借家としての募集が多く、3年~5年程度など期間限定的な契約が多いです。
長期間の居住を考えておられる方は契約期間については要チェックです。

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