もう保証人に困らない!
保証人不要システムについて
一般的に、部屋を借りるのには連帯保証人が必要です。ただ、身内が高齢でなり手がいなかったり外国籍であったりと、各々の事情により連帯保証人をたてられない人のために、保証人を第三者機関(賃貸保証会社)が代行するシステムのことです。万一、借主が家賃を滞納するなどした場合に、保証会社が連帯保証人の代わりに賃料を立て替えます。
また、不動参会社が提携している信販会社のクレジットカードを作り、家賃をカード引き落としにすることでクレジットカードの保証システムを利用するというタイプもあります。
保証人不要物件で注意しておきたいこと
賃貸保証会社を保証人の代わりにすることが賃貸条件になっている場合、保証料として一定の料金がかかったりするので注意しましょう。大抵は指定の賃貸保証会社となるので、自分で安い保証会社を探してきても認めてもらえないことが大半です。
信販会社の場合も同様で、賃貸契約者はカード会費やシステム利用料を負担する、もしくは家賃に保証料を上乗せされるなど、信販会社によって保証料の取り方や負担額は違うので確認が必要です。あくまで不動参会社が提携する信販会社のクレジットカードとなるので注意しましょう。
保証人不要物件 利用者の声
◇Aさんの場合◇
いよいよ社会人で一人暮らしをはじめるにも両親ともに定年退職しており、連帯保証人を頼めるような人もいなくて部屋を借りられず困ってました。そんな時に保証人不要物件があることを知人に教えてもらい、早速ネットでチェック。不動産会社指定の賃貸保証会社と契約して多少お金はかかりましたが、誰かに無理して連帯保証人になってもらうより、気持ちの上で楽でした。年間で保証料いくらって感じなので、火災保険などと同じ感覚で考えればいいと思います。
◇Bさんの場合◇
結婚して新居を借りるにあたり、自分の両親はすでに他界しており、妻の両親に連帯保証人を頼むのもなんだか気がひけたので、連帯保証システムを利用することにしました。私が借りた不動産会社の場合は指定のクレジットカードを作り、家賃は引き落としとする条件だったのですが、もともとカードユーザーの私にとってはポイントを貯めることができるし、マイナス面は感じませんでした。ただ、もともと使っていたクレジットカードとは違う会社だったので、年会費など二重にかかるのが嫌で解約することに。その点は多少手間でした。
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