知らなきゃ損だよ特優賃!

知っ得!特定優良賃貸住宅!

特定優良賃貸住宅(特優賃)とは?

特定優良賃貸住宅(特優賃)とは何やら聞き慣れない言葉ですね。特定優良賃貸住宅とはわかりやすく言うと、「自治体による中堅所得者向けの賃貸住宅」を意味します。公的賃貸住宅制度の一環として「特定優良賃貸住宅の供給の促進に関する法律」に基づき、良質な住宅を入居者が軽い負担で借りられる公的賃貸住宅制度として制定されました。

特定優良賃貸住宅(特優賃)の流れ

この制度の流れを、ごく簡単に追ってみましょう。

  • 1.土地所有者が住宅金融公庫の融資と、国や地方自治体の補助金を利用して、基準に則った良質な賃貸住宅を建築する
  • 2.公社などの指定法人が10年または20年、一括借り上げし、所有者に家賃を保証する
  • 3.公社等は、公募により一定条件を備えた入居者を募集し、その入居者は国と自治体から家賃補助をうける

となります。
この制度は、入居者に大きなメリットがあります。県と国が家賃の一部を一定期間補助してくれるため、家賃の負担がとても軽くなるからです。補助に関しては、各自治体により詳細は異なります。家賃補助を受給するための資格は主に、

  • 1.日本国籍、または外国人登録をしている
  • 2.自ら居住するための住宅を必要としている
  • 3.現に同居し、あるいはこれから同居しようとする親族がある
  • 4.世帯年収が各自治体の規定を満たしている
  • 5.現に特定優良賃貸住宅に居住していない

などとなります。

特定優良賃貸住宅(特優賃)のメリット・デメリット

毎月の家賃の基準は年収に応じて異なり、家賃の支払い基準は年収により3〜5段階に分かれます。
入居者から見た特優賃マンションのメリットは次のとおりです。

  • 1.周辺相場と比較して入居者負担が軽い
  • 2.更新料・仲介手数料等がからない

デメリットとしては、

  • 1.築年数の経過と共に家賃の補助額が減額されていく
  • 2.築年数の経過と共に補助額が少なくなるため、築年数が経過してからの入居ではさほど恩恵を受けられない
  • 3.年収に応じて家賃設定が決定するため、年収が上がった翌年は家賃が上がる可能性がある

などが挙げられるでしょう。

特定優良賃貸住宅(特優賃)の応募倍率

さて、気になる応募倍率ですが、立地条件や築年数にもよりますが、平均で10〜20倍と言ったところのようです。既に人気化しており、なかなかの高倍率ではありますが、中には先着順受付の物件などもあり、入居を考えていらっしゃる方はこまめに情報を収集してはいかがでしょうか。入居資格や収入条件などは各自治体によって異なる場合がありますので、詳しくはお住まいになる各自治体にお問い合わせください。は一例として、神奈川県特定優良賃貸住宅をご紹介しましょう。県特定優良賃貸住宅の情報はこちらから

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