防音なら楽器も楽しめる！

賃貸物件の防音対策について

立地的には利便性が高く魅力的だけれど、目の前が交通量の多い大通りだったり、踏切や線路が近くにあるなど、騒音の心配がある賃貸物件。こうした物件の中には、そのマイナス面をカバーすべく、窓は二重のペアガラス、防音サッシや防音ドアを設置するなど、防音対策に配慮したものもあります。騒音は睡眠を妨げるなどストレスの原因になるものです。物件を探す際には騒音、防音対策に関してもしっかりチェックすることが大事です。
また、マンションの近隣トラブルで原因の多くを占めるのも騒音問題。ペットの鳴き声や子供が走りまわる音も立派な騒音です。二重床・二重天井構造の物件もありますが、賃貸物件の場合、自分でできる防音対策として遮音カーテンを使用する、床に防音カーペットを敷く、隣との境になる壁の方に家具を置くなどがあります。マンションのような集合住宅で心地よく暮らすには、お互いの配慮も欠かせません。

防音対策済物件のメリット

一方、このような防音対策により、自室にて楽器の演奏ができる楽器可の賃貸物件が増えていることをご存じですか？　音大生やミュージシャン、楽団に所属している方など、音楽家もしくは音楽家を目指している、楽器を趣味としている方にとって、これは最高の住まいではないでしょうか。
毎日練習したいと思っても、大抵はスタジオを借りて、もしくは学校で決められた限られた時間での練習しかできません。普通の住まいで楽器の演奏などしようものなら、うるさくてすぐに苦情が出ることでしょう。防音・遮音に配慮された楽器可物件に住めば、気兼ねなく日常的に練習ができるし、スタジオを借りる代金がかからず経済的です。自宅練習だけではなく、機材さえあればレコーディングをすることだって夢じゃないかも?!　好きな音楽を好きな時に大音量で聴くことだってできるのです。

楽器可物件

物件によって演奏可能時間が決められているところもありますが、通常の睡眠時間以外はほぼ練習できる時間設定です。24時間、つまり1日中いつでも好きな時に演奏できる楽器可物件も意外とあります！だいたい音楽大学の近くや、ミュージシャンの集まるエリアなどには昔から楽器可物件が多くあるようです。ピアノを設置した24時間演奏可能なレッスン室や、コンサートホールを併設したタイプの楽器可物件というのもあります。楽器の種類によっては部屋に置けないなど、物件によって対応できないものもあるので、そこはしっかり確認しておきましょう。

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